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サディスティック・マリッジ
第14章 新婚旅行で告白‼︎
愛里咲が返事を待っている事も、それで落ち込んでいる事も、琉は気付いていた。
(入籍してんのに今更……)
そう言い訳して、琉は説明出来ない自分の気持ちから逃げるように首を振る。
子どもの頃から独占欲が強く、自分のオモチャは誰にも貸さなかった。
恋人に対しても同じで、中学時代は彼女が他の男と喋ってるのを見ただけで一方的に別れを切り出した。
若さと勢い任せのセックスは、女を悦ばせても琉自身が果てるほどの快楽は得られなかった。
"抑えきれない欲情"が琉には湧かず、そのうち勢いだけでは下半身が反応しなくなった。
高校に入学してすぐ、職員室で両親の事故の知らせに泣く愛里咲を見かけた。
泣き崩れる愛里咲の姿に、心よりも先に下半身が反応した。
初めて、琉の中に抑えきれない欲情が沸き起こり、慌ててトイレに駆け込んだ。
他の女の泣き顔には反応しないのに、何故か愛里咲の泣き顔には欲情しする。
愛里咲はいつも教室でのバカ騒ぎをする女子の集団にいた。
そのバカ騒ぎの中で、愛里咲に年上の彼氏がいる事を聞いた。
バカ騒ぎから抜け出した愛里咲は、決まって屋上で1人涙する。
琉は陰になった壁に背中を預け、1人泣き濡れる愛里咲の姿を見ては、自分の中の抑えきれない欲情を吐き出していた。
(入籍してんのに今更……)
そう言い訳して、琉は説明出来ない自分の気持ちから逃げるように首を振る。
子どもの頃から独占欲が強く、自分のオモチャは誰にも貸さなかった。
恋人に対しても同じで、中学時代は彼女が他の男と喋ってるのを見ただけで一方的に別れを切り出した。
若さと勢い任せのセックスは、女を悦ばせても琉自身が果てるほどの快楽は得られなかった。
"抑えきれない欲情"が琉には湧かず、そのうち勢いだけでは下半身が反応しなくなった。
高校に入学してすぐ、職員室で両親の事故の知らせに泣く愛里咲を見かけた。
泣き崩れる愛里咲の姿に、心よりも先に下半身が反応した。
初めて、琉の中に抑えきれない欲情が沸き起こり、慌ててトイレに駆け込んだ。
他の女の泣き顔には反応しないのに、何故か愛里咲の泣き顔には欲情しする。
愛里咲はいつも教室でのバカ騒ぎをする女子の集団にいた。
そのバカ騒ぎの中で、愛里咲に年上の彼氏がいる事を聞いた。
バカ騒ぎから抜け出した愛里咲は、決まって屋上で1人涙する。
琉は陰になった壁に背中を預け、1人泣き濡れる愛里咲の姿を見ては、自分の中の抑えきれない欲情を吐き出していた。