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サディスティック・マリッジ
第14章 新婚旅行で告白‼︎
「……またかよ」
いつまでも追ってこない愛里咲。
心配した琉が先程の場所まで戻ると、愛里咲は数人の男に囲まれていた。
「だ…大丈夫ですから……あのッ、離して‼︎ 」
男達に引き摺られながら、愛里咲は掴まれた手をブンブン振って抵抗していた。
「ここ日本じゃねぇし、こいつら日本語わかってねぇだろ」
琉は力任せに男達の手を振り払う。
「琉ちゃん‼︎ 」
愛里咲に一気に安堵の表情が広がる。
男達は2人を取り囲み、早口に捲し立てている。
(ったく…愛里咲の泣き顔に欲情すんのは俺だけじゃねぇのに)
取り囲む男達を不機嫌に睨む琉。その剣幕に男達が怯んだ。
「お前、もっと危機感持てよ」
ため息を吐くと、琉は愛里咲の腕を引き歩き出す。
「琉ちゃんが置いてくから悪いんじゃん」
「また俺のせいかよ」
すぐ泣くくせに強がりで、泣きながらも減らず口で……。
愛里咲なら、一生傍に置いても飽きないだろうと、琉は思っていた。
いつまでも追ってこない愛里咲。
心配した琉が先程の場所まで戻ると、愛里咲は数人の男に囲まれていた。
「だ…大丈夫ですから……あのッ、離して‼︎ 」
男達に引き摺られながら、愛里咲は掴まれた手をブンブン振って抵抗していた。
「ここ日本じゃねぇし、こいつら日本語わかってねぇだろ」
琉は力任せに男達の手を振り払う。
「琉ちゃん‼︎ 」
愛里咲に一気に安堵の表情が広がる。
男達は2人を取り囲み、早口に捲し立てている。
(ったく…愛里咲の泣き顔に欲情すんのは俺だけじゃねぇのに)
取り囲む男達を不機嫌に睨む琉。その剣幕に男達が怯んだ。
「お前、もっと危機感持てよ」
ため息を吐くと、琉は愛里咲の腕を引き歩き出す。
「琉ちゃんが置いてくから悪いんじゃん」
「また俺のせいかよ」
すぐ泣くくせに強がりで、泣きながらも減らず口で……。
愛里咲なら、一生傍に置いても飽きないだろうと、琉は思っていた。