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サディスティック・マリッジ
第2章 これって浮気⁈
「よッし、終了‼︎ 」
「やったぁ、琉ちゃん、ありがとーッ」
手際がいいというか要領がいいというか、後1時間以上掛かると思っていた仕事が琉のお陰でたったの20分で終わった。
「んじゃ、早速…御礼貰わないとな?」
さっきまでとは打って変わり、意地悪な笑みを浮かべて近寄る琉。
「ちょ…やだ…」
愛里咲は慌てて立ち上がり、琉を睨みながら後ずさった。
「……ッ‼︎」
愛里咲の背中が壁に当たる。
ジリジリ近づく琉に、愛里咲が叫んだ。
「わっ…私、今付き合ってる人がいて…だから、無理ッ」
一瞬、琉の足が止まる。
恐る恐る顔を上げた愛里咲の瞳に、楽しそうに笑う琉の顔が映る。
「─────だから…何?」
悪魔の言葉に、悪魔の笑み。
愛里咲は口をポカンと開けて固まった。
「やったぁ、琉ちゃん、ありがとーッ」
手際がいいというか要領がいいというか、後1時間以上掛かると思っていた仕事が琉のお陰でたったの20分で終わった。
「んじゃ、早速…御礼貰わないとな?」
さっきまでとは打って変わり、意地悪な笑みを浮かべて近寄る琉。
「ちょ…やだ…」
愛里咲は慌てて立ち上がり、琉を睨みながら後ずさった。
「……ッ‼︎」
愛里咲の背中が壁に当たる。
ジリジリ近づく琉に、愛里咲が叫んだ。
「わっ…私、今付き合ってる人がいて…だから、無理ッ」
一瞬、琉の足が止まる。
恐る恐る顔を上げた愛里咲の瞳に、楽しそうに笑う琉の顔が映る。
「─────だから…何?」
悪魔の言葉に、悪魔の笑み。
愛里咲は口をポカンと開けて固まった。