この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
サディスティック・マリッジ
第2章 これって浮気⁈
はぁーっとまた琉が小さく吐息を吐く。
その吐息が耳に掛かり、愛里咲はまた身体を捩った。
「……で? いらないの?」
ペロリと愛里咲の耳を舐め上げた琉が、愛里咲の顔を覗き込む。
「…欲しい…です……」
愛里咲は涙目で、目の前の琉の意地悪な笑みを見上げる。
「……何が、欲しい?」
「………っ……」
高校の頃だって、どんな責めにあっても言えなかった。
恥ずかしくてどうしても言えない……。
愛里咲は、顔を真っ赤にして俯く。
「言わなきゃ挿れてやんねー」
琉はそう言いながら、入りそうで入らない焦れったい動きを繰り返す。
「いやぁ…っ琉ちゃん…琉ちゃんの…が…欲しい……」
ポロポロとまた零れ始めた愛里咲の涙を、琉の唇がそっと掬った。
「俺の? 俺の何?」
─────…
「琉ちゃんの…ッ…擦ってる、それっ」
愛里咲にはその表現が限界。顔を真っ赤にして俯いてしまった。
琉はフッと笑い、愛里咲の顎を持ち上げその真っ赤な顔を見つめた。
その吐息が耳に掛かり、愛里咲はまた身体を捩った。
「……で? いらないの?」
ペロリと愛里咲の耳を舐め上げた琉が、愛里咲の顔を覗き込む。
「…欲しい…です……」
愛里咲は涙目で、目の前の琉の意地悪な笑みを見上げる。
「……何が、欲しい?」
「………っ……」
高校の頃だって、どんな責めにあっても言えなかった。
恥ずかしくてどうしても言えない……。
愛里咲は、顔を真っ赤にして俯く。
「言わなきゃ挿れてやんねー」
琉はそう言いながら、入りそうで入らない焦れったい動きを繰り返す。
「いやぁ…っ琉ちゃん…琉ちゃんの…が…欲しい……」
ポロポロとまた零れ始めた愛里咲の涙を、琉の唇がそっと掬った。
「俺の? 俺の何?」
─────…
「琉ちゃんの…ッ…擦ってる、それっ」
愛里咲にはその表現が限界。顔を真っ赤にして俯いてしまった。
琉はフッと笑い、愛里咲の顎を持ち上げその真っ赤な顔を見つめた。