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サディスティック・マリッジ
第3章 彼氏の前で
「この不感症女がっ、てめぇなんかこっちから願い下げだ‼︎ 」
央汰が怒鳴りながら、琉と愛里咲を玄関へと押しやっていく。
「ああっ、テクニシャン! 最後までシテ‼︎ 」
琉に縋ろうとするニーナを押し留め、央汰は愛里咲と琉を部屋から追い出した。
「別れたって事でいいんだよな?」
ドアを閉められる直前に、琉が央汰に聞く。
「別れてやるよ! そんな不感症女ッ」
捨て台詞を吐き央汰は勢いよくドアを閉めた。
(何これっ、何このスッキリしない終わり方‼︎)
愛里咲は呆然と、閉められた央汰の部屋のドアを見つめた。
浮気を公認したどころか参加した形になり、危うく4Pをさせられるところだった。
別れられたとはいえ、何だか腑に落ちない。
「琉ちゃんのせいだ」
チラリと琉に目をやり歩き出す愛里咲。
「俺のせいかよ?」
言いながら、琉は楽しそうな顔で愛里咲の後ろから歩き出した。
央汰が怒鳴りながら、琉と愛里咲を玄関へと押しやっていく。
「ああっ、テクニシャン! 最後までシテ‼︎ 」
琉に縋ろうとするニーナを押し留め、央汰は愛里咲と琉を部屋から追い出した。
「別れたって事でいいんだよな?」
ドアを閉められる直前に、琉が央汰に聞く。
「別れてやるよ! そんな不感症女ッ」
捨て台詞を吐き央汰は勢いよくドアを閉めた。
(何これっ、何このスッキリしない終わり方‼︎)
愛里咲は呆然と、閉められた央汰の部屋のドアを見つめた。
浮気を公認したどころか参加した形になり、危うく4Pをさせられるところだった。
別れられたとはいえ、何だか腑に落ちない。
「琉ちゃんのせいだ」
チラリと琉に目をやり歩き出す愛里咲。
「俺のせいかよ?」
言いながら、琉は楽しそうな顔で愛里咲の後ろから歩き出した。