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サディスティック・マリッジ
第3章 彼氏の前で
「やっ…も…琉ちゃんっ…意地悪しないでッ」

視界を覆われ、両手の自由を奪われた愛里咲は、息を乱し、モゾモゾと太腿を擦り合わせながら懇願する。


「やだね、俺に指図すんな」

目隠しされた愛里咲が、琉が発した声によってようやくその居場所を確認した。


その瞬間に、琉は愛里咲の太腿を撫で上げた。

「ああっ、お願いっ…お願いしますっ‼︎ 」

背中を仰け反らせ、ビクビクと身体を揺らす愛里咲。
太腿を這い回る琉の指が欲しくて、自ら足を開いていた。


「彼氏とも別れたし、これから愛里咲は俺1人のオモチャだな」

琉の指が足の付け根まで昇ると、愛里咲は膝を曲げ腰を浮かせた。

「あっ…琉ちゃん……っ」

琉が愛里咲の花弁をなぞる。

「ああっ!」

琉にそっと触れただけで、愛里咲の身体は快感に震え、背中を反らして悶えた。


「はぁっ…も…やだっ……おかしくなっちゃう……」

そっと触れただけで離れていく琉の指。

愛里咲の涙声に、琉はニヤリと笑った。

「じゃあ言えよ、どうして欲しいのか……お前が誰のオモチャか」

「……っ…」

琉の言葉に、愛里咲は唇を噛みしめた。


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