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サディスティック・マリッジ
第4章 卑猥な噂
琉の指を咥え込み、愛里咲は身体を仰け反らせる。

じわりじわりと昇ってくる熱い波。


「やぁっ…イクぅっ‼︎」

絶頂を迎えようとした瞬間、スルッと琉の指が引き抜かれた。

「な…んで……?」

涙目で琉を見上げる愛里咲。

ゾクッ
琉の身体を震わせる愛里咲の瞳。琉はベルトに手を掛けた。


愛里咲の蜜壺に、琉の熱く昂ぶる欲棒が押し当てられた。

「っ…んンッ…ああっ……」

蜜に濡れる欲棒。
愛里咲の花芯を引っ掛けては潰すように前後に擦られる。


「琉ちゃっ…お願い……もっ欲しいよっ」

愛里咲の腰が気持ち良さに浮き上がり、琉を迎え入れようとする。

「まだダメ」

意地悪く笑った琉は、擦る動きを止めないまま愛里咲の胸に触れる。親指と人差し指が紅く尖る先端を優しく絞った。


「お願いっ、昼休み終わっちゃうっ……早くっ…挿れてっ‼︎ 」

ビクビクと身体を震わせながら、愛里咲は身悶え涙を流す。


何かを企むような琉の瞳。

そして、琉は熱い猛りの先端だけを愛里咲の中へと挿し込んだ。


「琉ちゃんっ、お願いっ、奥まで欲しいっ‼︎ 」

愛里咲の声が震え、琉の方へ腰を寄せて行く。


「あ、昼休み終わるな」

腰を引いた琉の熱が、スルリと愛里咲の中から抜け出した。

「え……?」

呆気に取られる愛里咲を置いて、琉は一人資料室を出て行く。

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