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サディスティック・マリッジ
第4章 卑猥な噂
(嘘…こんなやめ方されたら私……)

愛里咲は自分のそこに触れる。

絶頂を前に抜き取られたそこは、紅く膨らみ、開いた花弁からは蜜が滴り落ちていた。


「んっ……」

愛里咲は自らの指をゆっくりと挿し入れる。

疼く奥へは程遠い。

愛里咲が指を動かし始めた時、午後の始業ベルが鳴り響いた。

テーブルから飛び降りた愛里咲は、慌てて着衣を整え部署へ戻った。



コンコン
愛里咲は、会議室のドアを叩く。

中には、年配の男性が2人座っている。
1人は古株の白取、もう1人は部長の塚本だ。


「ああ、千葉くん、呼び出したりして悪かったね」

愛里咲は、央汰が送ったであろうあのメールの事で呼び出されていた。

「いえ…」

どう説明したらいいものかと、あれこれ思案する愛里咲。身体は今だ疼きに火照り、頭も上手く回らないでいた。

白取に手を引かれ、椅子に座る塚本の前に立たされた。


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