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サディスティック・マリッジ
第5章 度を超えたセクハラ
(嫌っ…このままじゃ……‼︎ )
貞操の危機に、愛里咲は必死に抵抗を見せる。
だが、中年とはいえ大の大人の男2人に捕まっていれば、女1人の力では振り払えない。
「やだっ…お願いっ、やめて下さいっ‼︎」
愛里咲の涙ながらの訴えも、興奮した塚本と白取を更に煽る結果となるだけだ。
♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜
愛里咲のバックの中の携帯が鳴り響いた。
「りゅ…ちゃ…」
何故かそれは琉からの着信だと確信する。
「助けてっ……琉ちゃんっ……‼︎」
だけど、羽交い締めにされ引き摺られる身体では、バックの中の携帯を取り出す事が出来ない。
暗い公園の中を奥へ奥へと引き摺られる。
(こんな…暗くてひと気もない所……っ)
諦めたくない……でも、恐怖と絶望感が愛里咲を襲った。
更に暗い木陰へと連れて行かれた。
ドサッ
真っ暗闇の中に、愛里咲は乱暴に転がされる。
(……琉ちゃんっ‼︎ )
痛みもなり振りも構わず、愛里咲は握り締めていたバックを開け携帯を取り出した。
今だ鳴り響く携帯の画面は、琉からの着信を告げている。
(やっぱり琉ちゃんだっ!)
こんな状況なのに”琉なら絶対助けに来てくれる”と愛里咲の心に安堵感のような温かいものが広がっていった。
(琉ちゃん、助けて!)
震える手で応答ボタンを押す……
その、直前に─────…
「ああっ‼︎ 」
白取に取り上げられた愛里咲の携帯は、植え込みの向こうに投げ捨てられた。
貞操の危機に、愛里咲は必死に抵抗を見せる。
だが、中年とはいえ大の大人の男2人に捕まっていれば、女1人の力では振り払えない。
「やだっ…お願いっ、やめて下さいっ‼︎」
愛里咲の涙ながらの訴えも、興奮した塚本と白取を更に煽る結果となるだけだ。
♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜
愛里咲のバックの中の携帯が鳴り響いた。
「りゅ…ちゃ…」
何故かそれは琉からの着信だと確信する。
「助けてっ……琉ちゃんっ……‼︎」
だけど、羽交い締めにされ引き摺られる身体では、バックの中の携帯を取り出す事が出来ない。
暗い公園の中を奥へ奥へと引き摺られる。
(こんな…暗くてひと気もない所……っ)
諦めたくない……でも、恐怖と絶望感が愛里咲を襲った。
更に暗い木陰へと連れて行かれた。
ドサッ
真っ暗闇の中に、愛里咲は乱暴に転がされる。
(……琉ちゃんっ‼︎ )
痛みもなり振りも構わず、愛里咲は握り締めていたバックを開け携帯を取り出した。
今だ鳴り響く携帯の画面は、琉からの着信を告げている。
(やっぱり琉ちゃんだっ!)
こんな状況なのに”琉なら絶対助けに来てくれる”と愛里咲の心に安堵感のような温かいものが広がっていった。
(琉ちゃん、助けて!)
震える手で応答ボタンを押す……
その、直前に─────…
「ああっ‼︎ 」
白取に取り上げられた愛里咲の携帯は、植え込みの向こうに投げ捨てられた。