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爪先からムスク、指先からフィトンチッド
第18章 4 涼介のお節介
ちょうどそこへ芳香と真菜が通りがかる。
「あ、薫樹さんと清水さん。こんにちは」
「こんにちはー」
「ああ、芳香と立花さんか。お疲れ様」
仕事帰りの芳香と真菜はこれからカフェ『ミンテ』でゆっくり過ごすつもりのようだ。
「やあ、芳香ちゃんと、えっと、『銀華堂化粧品』の社員さんだよね?」
涼介は言葉も交わしたことのない真菜のことを覚えている。
「ええ。そうです。よく私のことご存じでしたねえー」
感心する真菜に「そりゃあ、可愛い女性は一回見たら忘れないからね」と涼介は爽やかに笑顔を見せる。
「ふふっ、ありがとうございます」
「じゃあ、私たちここでお茶しますから、また」
「ああ、また週末に」
「お店に来てくれてありがとうね」
頭を下げて芳香と真菜は店内に入っていった。
「あ、薫樹さんと清水さん。こんにちは」
「こんにちはー」
「ああ、芳香と立花さんか。お疲れ様」
仕事帰りの芳香と真菜はこれからカフェ『ミンテ』でゆっくり過ごすつもりのようだ。
「やあ、芳香ちゃんと、えっと、『銀華堂化粧品』の社員さんだよね?」
涼介は言葉も交わしたことのない真菜のことを覚えている。
「ええ。そうです。よく私のことご存じでしたねえー」
感心する真菜に「そりゃあ、可愛い女性は一回見たら忘れないからね」と涼介は爽やかに笑顔を見せる。
「ふふっ、ありがとうございます」
「じゃあ、私たちここでお茶しますから、また」
「ああ、また週末に」
「お店に来てくれてありがとうね」
頭を下げて芳香と真菜は店内に入っていった。

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