この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
爪先からムスク、指先からフィトンチッド
第18章 4 涼介のお節介
 涼介は「うーん」と腕組みをして首をかしげる。

「どうかした?」
「いえね、ここんとこ素っ気ない女性が多いなって」
「そうかな」
「そうですよ」
「ふむ」

 芳香も真菜も環もまるで涼介に関心がない様子に涼介は少し不満げだ。

「モテ期が終わったってことかなあ」
「そんな期間があるのか」
「ええ。人生には3回モテ期があるようですよ」
「ふむ。君は面白いことをいっぱい知ってるな」
「やだなあ。常識ですって。さてなんか場所換えて飯でも食べません?」
「ん? ああ、いいよ。しかし君も忙しいだろうによくうちの会社やらに来る暇があるね」
「え、ええ、まあ、ちょっと色々心配もありますしね」
「そうか。無理しないように」
「そうしますー」

「じゃ、この近くの串屋いきましょうー。前、芳香ちゃんといったとこですよー」
「うん、いこう」

 涼介は薫樹と環が接近しないようにできるだけ見張るつもりだ。そして早く薫樹と芳香が結ばれてほしいと親心のように願っている。
/207ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ