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爪先からムスク、指先からフィトンチッド
第18章 4 涼介のお節介
涼介は「うーん」と腕組みをして首をかしげる。
「どうかした?」
「いえね、ここんとこ素っ気ない女性が多いなって」
「そうかな」
「そうですよ」
「ふむ」
芳香も真菜も環もまるで涼介に関心がない様子に涼介は少し不満げだ。
「モテ期が終わったってことかなあ」
「そんな期間があるのか」
「ええ。人生には3回モテ期があるようですよ」
「ふむ。君は面白いことをいっぱい知ってるな」
「やだなあ。常識ですって。さてなんか場所換えて飯でも食べません?」
「ん? ああ、いいよ。しかし君も忙しいだろうによくうちの会社やらに来る暇があるね」
「え、ええ、まあ、ちょっと色々心配もありますしね」
「そうか。無理しないように」
「そうしますー」
「じゃ、この近くの串屋いきましょうー。前、芳香ちゃんといったとこですよー」
「うん、いこう」
涼介は薫樹と環が接近しないようにできるだけ見張るつもりだ。そして早く薫樹と芳香が結ばれてほしいと親心のように願っている。
「どうかした?」
「いえね、ここんとこ素っ気ない女性が多いなって」
「そうかな」
「そうですよ」
「ふむ」
芳香も真菜も環もまるで涼介に関心がない様子に涼介は少し不満げだ。
「モテ期が終わったってことかなあ」
「そんな期間があるのか」
「ええ。人生には3回モテ期があるようですよ」
「ふむ。君は面白いことをいっぱい知ってるな」
「やだなあ。常識ですって。さてなんか場所換えて飯でも食べません?」
「ん? ああ、いいよ。しかし君も忙しいだろうによくうちの会社やらに来る暇があるね」
「え、ええ、まあ、ちょっと色々心配もありますしね」
「そうか。無理しないように」
「そうしますー」
「じゃ、この近くの串屋いきましょうー。前、芳香ちゃんといったとこですよー」
「うん、いこう」
涼介は薫樹と環が接近しないようにできるだけ見張るつもりだ。そして早く薫樹と芳香が結ばれてほしいと親心のように願っている。