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爪先からムスク、指先からフィトンチッド
第21章 涼介のミントガーデン
「あなたはこんな雰囲気のところが好きなのね。カフェもそうだったけど」
「うん。俺は結構カントリーっぽい方が好きなんだよ。君はホテル慣れしてるのか、ああいうところの方がやっぱり好きなの?」
「好きでも嫌いでもない。でも施設育ちだから、別になんとも思わないだけ」
「ああ、そうなのか。じゃあこういうところは嫌い?」
「ううん。ここはとても素敵ね。温かい気がする」
「よかった。もっと君の事を聞いてもいいかな」
「いいけど、そんなに面白い話はできないわ」
「面白くなくていいんだ。ただ、なんていうか、もっと知りたいだけ。どうしてモデルを目指したのかとかさ」
「そうねえ……」
「うん。俺は結構カントリーっぽい方が好きなんだよ。君はホテル慣れしてるのか、ああいうところの方がやっぱり好きなの?」
「好きでも嫌いでもない。でも施設育ちだから、別になんとも思わないだけ」
「ああ、そうなのか。じゃあこういうところは嫌い?」
「ううん。ここはとても素敵ね。温かい気がする」
「よかった。もっと君の事を聞いてもいいかな」
「いいけど、そんなに面白い話はできないわ」
「面白くなくていいんだ。ただ、なんていうか、もっと知りたいだけ。どうしてモデルを目指したのかとかさ」
「そうねえ……」