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爪先からムスク、指先からフィトンチッド
第12章 4 ルームフレグランスの調香

 小さなポットに入ったバジルを眺める。まだ小さい苗だが葉はツヤツヤとして芳しい香りを放っている。
 先月、木綿子の手作りであるバジルソースをもらった。夏から秋にかけて収穫ができるバジルはいつもソースにして冷凍保存しておくらしい。店で売っているジェノベーゼと違い、木綿子のバジルソースには松の実もニンニクなども入っていなかったが、香りが高く濃厚だ。
 そのソースを使って薫樹にバジルパスタを振舞うととても喜んで食べた。

「私ももっとハーブでお料理作ってみたいなあ」

 今度は薫樹と一緒にお手製のフレッシュミントティーを飲ませてあげたいと思いながらハーブの世話をしていると、さっきまでの不安感がいつの間にか消えていた。
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