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第7章 彼の元へ~彼と一緒に
島には神社があって、五重塔とかお社とかあって、お参りしたりしながら散策
真っ赤に染ったもみじがチラチラ舞ったりして素敵な景色
綺麗ねって言いながら、階段登ってたら太郎さんが手を出してくれた
「はい、繋ぐって約束してたでしょ」
うん
大きな手、私の手しっかり握ってくれた
けど、緊張で汗かきまくり(笑)どうしようなんて考えてたら、手を強く引かれた
わっ
引っ張られて太郎さんにくっついた状態に…
「捕まえた」
えっ…そう言われて上を向いたら目が合っちゃった
固まる私…これって、これってまさかの
「チューするとか思ってる?」
なんてこと聞くんだろ、なんて返事したらいいのかわかんないじゃん!
返事に困ってたら
チュッ
おでこにされた
「また後でね」
見上げたまま、顔から火が出るのがわかった
「赤くなった、可愛い」
より真っ赤になったのは言うまでもない
「長女さん、待たせちゃうね、行こ」
そうだった、忘れてたわけじゃないよ、手を繋いだまま長女追いかけた
そんなに長い時間じゃなかったけど、私にとってはとっても長い時間に感じた
まだフワフワしてる
真っ赤に染ったもみじがチラチラ舞ったりして素敵な景色
綺麗ねって言いながら、階段登ってたら太郎さんが手を出してくれた
「はい、繋ぐって約束してたでしょ」
うん
大きな手、私の手しっかり握ってくれた
けど、緊張で汗かきまくり(笑)どうしようなんて考えてたら、手を強く引かれた
わっ
引っ張られて太郎さんにくっついた状態に…
「捕まえた」
えっ…そう言われて上を向いたら目が合っちゃった
固まる私…これって、これってまさかの
「チューするとか思ってる?」
なんてこと聞くんだろ、なんて返事したらいいのかわかんないじゃん!
返事に困ってたら
チュッ
おでこにされた
「また後でね」
見上げたまま、顔から火が出るのがわかった
「赤くなった、可愛い」
より真っ赤になったのは言うまでもない
「長女さん、待たせちゃうね、行こ」
そうだった、忘れてたわけじゃないよ、手を繋いだまま長女追いかけた
そんなに長い時間じゃなかったけど、私にとってはとっても長い時間に感じた
まだフワフワしてる