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祭の夜
第4章 初めてのセックス
「はあ、はあ、はあ、はあ……」
ようやく息が収まってきた義雄は全身から力が抜けて、抜け殻のように横たわっていたが、
隣りでは淑恵が口の中に溜まった精液をティッシュに吐き出していた。
出そうと思わないのに出てしまう、自分ではどうしようもない、この快感はオナニーとは比べものにならなかった。だが、そのあまりの呆気なさに恥ずかしくて淑恵の顔が見れなかった。
「どないしたん?」
淑恵が体を寄せてきたが、義雄は「ご、ごめんなさい……」と背を丸めて顔を隠してしまった。しかし、淑恵は優しかった。
「何もしとらんのに、何がごめんや」
「えっ……」
「こないに元気やないか。朝まで寝かさんから、ええな?」
淑恵の手がペニスに伸び、ゆっくりと扱き始めていた。
「おばさん」
「何も言わんでええ」
二人は再び口づけから始めた。
チュッ、チュッ、チュッチュッ……
淑恵の口には先程の精液が残っていたが、義雄は少しも気にならない。絡み合う舌、柔らかい乳房、コロコリした乳首、義雄が体を下げていくと、「脱がせて」と淑恵が腰を浮かせていた。
「早う」
「うん」
義雄は淑恵が身に付けている最後の布切れ、白いパンティに手を掛け、そのまま引き下ろすと、淑恵が脚を大きく開いてくれた。
ふっくらとした下腹部に黒い陰毛が生え、その下には周りの肌より少し黒ずんだ鶏冠の様な形をした二枚の肉が合わさっている。