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祭の夜
第7章 終わりなきセックス
その晩、二人は本当に眠らなかった。

交わっても、交わっても尽きぬ性欲、義雄が勃起する度に、淑恵はそれを口や膣で受け入れ、二度目より三度目、三度目より四度目と、義雄の持続時間が長くなり、淑恵の悦びも大きくなっていった。

そして、二度目の入浴の後、二人は新しい布団に横たわった。

チュッ、チュチュッ、チュッ……

「ふぅぅ、もうあかん……」

唇を離した淑恵が顔を赤らめていた。

「うち、ほんまに好きになってしもうた」
「僕もだよ」
「ほんま?」
「本当だよ」

淑恵は義雄をじっと見つめていたが、「ありがと」と微笑むと、「ほな、サービスしちゃおうかいな」と体の向きを変えて義雄に跨がった。

「あ、おばさん……」

驚いた義雄が脚の付け根を持ち上げると、茶色ががった鶏冠のような性器がぱっくり口を開けていた。

「義雄ちゃん、舐めっこや。先に逝ったら、あかんよ」

淑恵はそう言って、両手で陰嚢の周り撫でたり、口の中に唾を溜めて、亀頭をしゃぶったり、ペニスを口で攻めてきた。

「うっ、あ、あっ……」

出遅れた義雄も割れ目に舌を挿し込んだ。

「あっ、いやん、あかん、あかんよ……」

夏の夜明けは早い。そろそろ他の宿泊客が目を覚ます頃だが、二人には関係ない。

部屋から追い出される、その時まで、二人のセックスは終わらない。

                                      (了)
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