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失恋しても好き過ぎる
第8章 8
「どういうことなのか、説明してくれるかな?」
仕事終わりに央の部屋へ行き、私が真剣に尋ねると、リビングのソファに座りながら央は穏やかに聞いてきた。
「何?月、どうした?」
「央、本当は彼女いるの……?」
いないって言って欲しい!私は央を信じる!あんなスケベ課長の言うことなんて信じない!そんな思いも虚しく………
「うん、いるよ」
央がニコッと微笑みながら言うと、膝から床に向かって崩れ落ちる。
「オー!マイ!ガー!」
ははは………終わった。さらば、青春。