パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第12章 12

｢怜さん、私、本当に怜さんに、感謝してます。怜さんに会えて良かったです！｣


あの時、もし鷹田君がもっと早く彼女と別れていたら……違う未来だったかもしれない。だけど、こうして怜さんを好きになれて、良かった。


｢お前、本当に俺で良いのか？鷹田、妹と別れたんだろ……？｣

｢怜さんが良いです！｣

｢俺だって、月しか考えられない｣


他所から見たらイチャつくカップル。だけど、こうして気持ちを伝え合う事も大事なのかもしれない。これからの未来、騙し騙されするのかもしれないけど、間違いも許して、成長出来ればいい。


｢今日鷹田からキスされても、俺は月を信じてるよ。腹立つけどな。その分今日は、覚悟しとけよ｣


そう言うと、怜さんは私の額にキスをした。






fin