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失恋しても好き過ぎる
第11章 11
そのまま返事が返ってくる事はなく、数十分後、インターフォンが鳴った―――
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「怜さん」
「ん?どうした?」
「私……鷹田君にLINEしました。ごめんなさい」
部屋を訪ねてきたのは、怜さんだった。一緒に夕食を食べて、怜さんの提案で2人で入浴中である……。2人で湯船に浸かり、私が後ろに座っている怜さんに話すと、
「へぇ〜、何てLINEしたの?」
そう聞かれて、あの長文LINEを、あるがまま話した。怒られると思っていたけど、
「ありがとう、言ってくれて」
ぎゅっと抱き締めながらお礼を言われると、キュンとする。
ああ、もう、好きです!一生ついて行きます!