この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
失恋しても好き過ぎる
第12章 12
確かにそうだよね!鷹田君からしたら、なんで分かった?!ってなるよね……。でも、まずは『ごめん』って言って欲しいけど……。
「それは、言えません。ごめん……」
私が謝ると、一瞬無言になるも、
「悪かった。ごめん、傷つけて」
「えっ?!いや、大丈夫……」
鷹田君が頭を下げると、動揺してしまう。
ちゃんと謝ったよ、この人……。謝れるんだ……。
「俺、月と付き合う前に付き合ってた彼女がいたんだけど、別れる寸前で、というかもう別れるつもりだったから言わなかった。月が好きだったのは本当だから……」
「そうなの……?」
続けて鷹田君が話すと、衝撃を受けた。