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失恋しても好き過ぎる
第2章 2

…鷹田君から話し掛けられたー!
よっしゃぁぁぁ!!!
「太った太った!」
「そんな太った事を嬉しそうに言うんだ」
「うん!今ぽっちゃり系がきてるから!」
「何情報だよ」
太ったと言われても、話し掛けられた嬉しさの方が勝る。
どんだけだよ、私。
「鷹田君はジムとか通ってるの?」
「何?唐突に。見る?俺の筋肉」
「いや、良い」
鷹田君と私が会話していると、生ビールを飲んでいた宮浦君と美嘉ちゃんが、同じタイミングでむせて言った。
「そこは見るだろ!ツッキー!」
「見ないのかよ。月らしい」
本当に好きだ。この雰囲気。
同窓会、来て良かった。
鷹田君は相変わらず、無表情だけど。

