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失恋しても好き過ぎる
第4章 4
「………」
嬉し過ぎてにやけながら、鷹田君の体に抱きつく。
鷹田君、寝てるし、今の内だ……。
流石にキスは出来ないけど、ハグだけでめちゃくちゃ幸せ……。
「鷹田君……」
鷹田君の胸に顔をつけると、Tシャツから柔軟剤の良い香りがして、暖かい体温にホッとした。
好き過ぎる。好き過ぎる。好き過ぎる。
何回失恋しても、好き過ぎる!!!
…どうしてだろう。
私しつこいんだろうけど、好きになるのは自由だよね。
相手に迷惑掛けなかったら……。
って、私鷹田君に迷惑掛けまくりだわ!
やっぱりもう、諦めなきゃいけないのかな……。