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失恋しても好き過ぎる
第6章 6
「鷹田君、大好き……」
「はいはい、俺も」
うっとりと鷹田君の顔を見つめていると、頭をよしよしと撫でられて、また鷹田君からキスされた。
額、頬、唇……とあらゆる場所に。
「ん………」
今、何が起こっているんだろう。
やっぱり夢でも見ているのかな?
鷹田君からキスされるなんて……。
こないだとは違って、意地悪じゃなくて、優しく。
「月って呼んで良い?」
「う、うん……」
「月、俺と付き合って」
「えっ?!良いの?!」
ついに鷹田君の彼女?!
信じられない………。
こんな日が来るなんて。