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失恋しても好き過ぎる
第7章 7
「……と、いうことなので……課長……すいません!」
給湯室に連れていかれると、課長から央との事を聞かれて、私は央と付き合うことになった事を話した。
…なんじゃそりゃぁぁ!……とか、言われるんだろうな。
チラッと目の前にいる課長に視線を移すと、課長が獣の様に見てきて驚いたけど。
「で?俺が、それぐらいで諦めるって、猫田は思ってんの?」
「課長……どうしたんですか」
「いくらでもその男からカッさらえるって言ってんだよ。たかが1回した相手と、これから百回する相手、どっちが特別だと思う?」
「百回って!!そんなに出来ないでしょ!!」
冗談だと思っていた。
でも課長は少しも笑わず、此方へ近付いてきて、誘惑する様な目で見つめながら私の頬に触れる。
「試してみる?」