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アンケート御礼小話詰め合わせ(_ _)
第2章 お姉様と一緒(ビスカス・ローゼル)

「こんにちは、スグリお姉様」
「いらっしゃい、ロゼ!」
スグリは心底嬉しそうに、ローゼルを出迎えました。
「お式の準備は、進んでいて?」
「ええ。順調ですわ」
ビスカスが無事に戻って来て、二人して改めて修行先に挨拶にも出向き、着々と式が近付いています。
その忙しい合間を縫って、時々こうして二人でのお喋りも楽しんでおりました。ビスカスの修行先で出会った人々の事、道中の珍しい物の話など、ローゼルの土産話を身を乗り出して聞いていたスグリは、話が一段落すると、ゆったりとお茶を飲みました。
「……ねえ、ロゼ?」
「なんでしょう、お姉様」
スグリに微笑まれたローゼルは、最近ますます美しくなった、咲き誇る薔薇の様な笑みを返しました。
「あのね……お酒を差し上げた時に言ったこと、憶えてらして?」
「え?」
思わぬ事を言われて、ローゼルは記憶をひっくり返して、探してみました。
『本当は……………………も、ご相談の件には、お役に立つと思うのだけど、』
「あ!もしかしたら、結婚のお祝いのお品の事かしら……殿方に、我慢させない物……って言う……」
「そう!よく憶えてて下さったわね!」
「あの、お姉様っ……」
手を叩いて喜ぶスグリを見て、ローゼルは口籠もりました。
確かにあの時はその件で悩んでおりましたが、今となっては全く悩んでおりません。
むしろ夜な夜な喜び勇んで繰り広げられる恥ずかしくもめくるめくあれこれに、時折「待て!」を食らわせたくなる程でした。
「……私、今は、そんなに困っ」
「都の義妹にお願いしてたものが、やっと届いたの。……ほら、見て……?」
「……え?……まあっ……!!」
スグリが開けた箱の中身を目にしたローゼルは、言おうとしていた事も忘れて、一瞬、息を止めました。
「いらっしゃい、ロゼ!」
スグリは心底嬉しそうに、ローゼルを出迎えました。
「お式の準備は、進んでいて?」
「ええ。順調ですわ」
ビスカスが無事に戻って来て、二人して改めて修行先に挨拶にも出向き、着々と式が近付いています。
その忙しい合間を縫って、時々こうして二人でのお喋りも楽しんでおりました。ビスカスの修行先で出会った人々の事、道中の珍しい物の話など、ローゼルの土産話を身を乗り出して聞いていたスグリは、話が一段落すると、ゆったりとお茶を飲みました。
「……ねえ、ロゼ?」
「なんでしょう、お姉様」
スグリに微笑まれたローゼルは、最近ますます美しくなった、咲き誇る薔薇の様な笑みを返しました。
「あのね……お酒を差し上げた時に言ったこと、憶えてらして?」
「え?」
思わぬ事を言われて、ローゼルは記憶をひっくり返して、探してみました。
『本当は……………………も、ご相談の件には、お役に立つと思うのだけど、』
「あ!もしかしたら、結婚のお祝いのお品の事かしら……殿方に、我慢させない物……って言う……」
「そう!よく憶えてて下さったわね!」
「あの、お姉様っ……」
手を叩いて喜ぶスグリを見て、ローゼルは口籠もりました。
確かにあの時はその件で悩んでおりましたが、今となっては全く悩んでおりません。
むしろ夜な夜な喜び勇んで繰り広げられる恥ずかしくもめくるめくあれこれに、時折「待て!」を食らわせたくなる程でした。
「……私、今は、そんなに困っ」
「都の義妹にお願いしてたものが、やっと届いたの。……ほら、見て……?」
「……え?……まあっ……!!」
スグリが開けた箱の中身を目にしたローゼルは、言おうとしていた事も忘れて、一瞬、息を止めました。

