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8月のヒメゴト ~僕と桃香の7日間~
第2章 2日目
「お兄ちゃん!起きて!」
目を開けると、ももちゃんの笑顔があった。
ゆうべは寝不足で、しかもソファーで丸まっていたから、身体中が痛い…
部屋の時計を見ると…8時35分…えっ!?…ヤバい!遅刻だ!
慌てて起き上がる。
ももちゃんは朝から元気だ。
「ねえ、わたし朝ごはん作ったんだよ!一緒に食べよ」
えっ?そんな事してくれたのか?でも時間が…
「あ、ごめん…もう行かないと…」
彼女の顔が曇った。
「そっか…お仕事だもんね…」
それが、あまりにも悲しげで…
「いいよ。食べよう。僕も一緒に食べたいし」
「ホント!?」
顔がパッと輝く。
どうせ遅刻だ。あとで会社に電話しよう。
目を開けると、ももちゃんの笑顔があった。
ゆうべは寝不足で、しかもソファーで丸まっていたから、身体中が痛い…
部屋の時計を見ると…8時35分…えっ!?…ヤバい!遅刻だ!
慌てて起き上がる。
ももちゃんは朝から元気だ。
「ねえ、わたし朝ごはん作ったんだよ!一緒に食べよ」
えっ?そんな事してくれたのか?でも時間が…
「あ、ごめん…もう行かないと…」
彼女の顔が曇った。
「そっか…お仕事だもんね…」
それが、あまりにも悲しげで…
「いいよ。食べよう。僕も一緒に食べたいし」
「ホント!?」
顔がパッと輝く。
どうせ遅刻だ。あとで会社に電話しよう。