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星逢いの灯台守
第4章 上海ローズ
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「…さあ、由貴子…。いい子だから…」
男の声が妖しい魔法のようにいざなう。
由貴子はしばらく肩を喘がせていたが、やがて震える手をゆっくりと己れの乳房に当てた。
「…触るのは服の上からじゃないでしょう?
…自分でボタンを外してごらん」
唇を噛み締め、チャイナドレスの布鈕をぎこちなくひとつひとつ外す…。
羞恥心の余り、手を止めようとすると宮緒が焦らすように下肢の繋がりを解こうとする。
「…ああっ…いや…ぁ…」
無意識に男を引き留める由貴子の艶やかな髪を優しく撫でる。
「…触って…由貴子…。
上手くできたら、ご褒美をあげるから…」
「…んっ…はずかし…」
由貴子の白く華奢な手が、チャイナドレスの胸元をはだけさせ、己れの乳房におずおずと触れる。
「…ああ…」
「見ていてあげるから。
…僕を思ってどうやって慰めていたの…?」
観念したように、由貴子は長い睫毛を閉じる。
震える白い手で乳房をゆっくりと揉みしだく。
柔らかな乳房を丹念に揉み込む内に、体内から湧き上がる痺れるような甘い疼きが生まれる。
「…んっ…あ…ぁ…」
思わず掠れた吐息が漏れる。
「…乳首も…触って」
男が穏やかな声で命じる。
…歳下の男に一方的に屈辱的な命令をされているのに、拒めない。
唇を噛み締めながら、硬く起ち上がった小さな淡い鴇色の胸の尖りを摘む。
丸く円を描くように乳房全体を愛撫する。
「…んんっ…ああ…ん…」
濡れた声が漏れてしまうのにも構わずに、ドレスを乱しながら乳房を揉みしだく。
「そんな風にしていたんだね。
こんなに上品で美しい貌で…いやらしく自慰をして…
綺麗だよ。由貴子…」
平静に告げる男が憎らしく、思わず瞼を開き睨みつける。
「…ひどいわ…。真紘さん…。意地悪…」
潤んだ瞳の中に、思わぬ近さで宮緒が覗き込んでいた。
「…ごめんね、由貴子…。
淑やかで清楚な君が、僕を欲しがって乱れるところを見たかったんだ…」
「…私は…」
涙が溢れて言葉にならない由貴子を強く抱き竦める。
「…虐めてしまってごめん。
僕は色んな貌の君を見たいんだ。
…どんな貌の君も、愛しているから…」
優しい男の言葉に、胸が締め付けられるようだ…。
「…真紘さん…」
白い頰に流れる涙を優しく吸い取り、男は微笑った。
「…お仕置きは終わりだ。
ご褒美をあげるね。
…君を一晩中、愛してあげる…ずっと離さない…」
男の声が妖しい魔法のようにいざなう。
由貴子はしばらく肩を喘がせていたが、やがて震える手をゆっくりと己れの乳房に当てた。
「…触るのは服の上からじゃないでしょう?
…自分でボタンを外してごらん」
唇を噛み締め、チャイナドレスの布鈕をぎこちなくひとつひとつ外す…。
羞恥心の余り、手を止めようとすると宮緒が焦らすように下肢の繋がりを解こうとする。
「…ああっ…いや…ぁ…」
無意識に男を引き留める由貴子の艶やかな髪を優しく撫でる。
「…触って…由貴子…。
上手くできたら、ご褒美をあげるから…」
「…んっ…はずかし…」
由貴子の白く華奢な手が、チャイナドレスの胸元をはだけさせ、己れの乳房におずおずと触れる。
「…ああ…」
「見ていてあげるから。
…僕を思ってどうやって慰めていたの…?」
観念したように、由貴子は長い睫毛を閉じる。
震える白い手で乳房をゆっくりと揉みしだく。
柔らかな乳房を丹念に揉み込む内に、体内から湧き上がる痺れるような甘い疼きが生まれる。
「…んっ…あ…ぁ…」
思わず掠れた吐息が漏れる。
「…乳首も…触って」
男が穏やかな声で命じる。
…歳下の男に一方的に屈辱的な命令をされているのに、拒めない。
唇を噛み締めながら、硬く起ち上がった小さな淡い鴇色の胸の尖りを摘む。
丸く円を描くように乳房全体を愛撫する。
「…んんっ…ああ…ん…」
濡れた声が漏れてしまうのにも構わずに、ドレスを乱しながら乳房を揉みしだく。
「そんな風にしていたんだね。
こんなに上品で美しい貌で…いやらしく自慰をして…
綺麗だよ。由貴子…」
平静に告げる男が憎らしく、思わず瞼を開き睨みつける。
「…ひどいわ…。真紘さん…。意地悪…」
潤んだ瞳の中に、思わぬ近さで宮緒が覗き込んでいた。
「…ごめんね、由貴子…。
淑やかで清楚な君が、僕を欲しがって乱れるところを見たかったんだ…」
「…私は…」
涙が溢れて言葉にならない由貴子を強く抱き竦める。
「…虐めてしまってごめん。
僕は色んな貌の君を見たいんだ。
…どんな貌の君も、愛しているから…」
優しい男の言葉に、胸が締め付けられるようだ…。
「…真紘さん…」
白い頰に流れる涙を優しく吸い取り、男は微笑った。
「…お仕置きは終わりだ。
ご褒美をあげるね。
…君を一晩中、愛してあげる…ずっと離さない…」
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