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不倫のはて
第8章 交差する時
コージは 急速に小さくなった
コージのモノを押さえた。
床にうずくまり 両手で押さえた
手の隙間から
血がポタポタ垂れている。
「クソーバカヤロー」
怒り狂った顔で睨みつける。
ヨウコは
「ゲホッゲホッ」咳き込み
起き上がった。
目眩がする。
急いで 丸めておいた
ワンピースを抱きしめ
フラフラする身体で
ベッドから降りた。
同時にコージが手を伸ばし 太ももを
ガシっと掴んだ。
「キャ 助けてっ」
「待て 殺してやるっ」
バランスを崩し つんのめるように
転んだ。
コージは
足首を 掴んで放さない。
コージの 痛みが引けば
すぐに また首を絞めてくるだろう。
急いで逃げなければ・・・・
もう 片方の足で
コージの股関をめがけて
繰り上げた。
「いたっ バカヤロー」 コージが怒鳴った。
何とか 股関に
命中したのか 足首を放した。
コージを見ると
うずくまり 怒鳴っている。
「殺すぞ」
すぐ 起き上がって
ドアに向かって 走り出し
ベッドルームの ドアを勢いよく
バタンと閉めた。