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旅の夜
第2章 開かれた性の扉
「高校生?」
「は、はい、1年です」
「きれいな肌ね…」
彼女が手の甲で私の腕をさらっと撫でてきました。その瞬間、全身にゾクゾクっとしたものが走り、それと同時にペニスがムクムクと硬くなってしまいました。焦った私は両手でそれを隠しましたが、全て見透かしていたのでしょう。早苗さんは意地悪く、「ねえ、上がらないと、のぼせるわよ」と笑うのです。
「あ、いや…」
「どうしたの?」
「な、何でもありません」
私は焦りましたが、早苗さんは股間を覗いて、「オチンチン、硬くなったんでしょう」と笑いました。
そして、「若いって、素敵。恥かしがることはないのよ」と言って頬を寄せて、そっと唇を重ねてきました。僅かな触れ合いでしたが、もう私は頭が真っ白でした。
「初めて?」
「は、はい」
「そうなのね」
そして、彼女の手がペニスに手を伸びてきました。私はびっくりして、「あっ、あ、ダメです」とその手を振りほどくと共に、誰かが入って来はしないかと、入口の方を振り向きましたが、「いいのよ、誰も来ないから」と彼女に抱き寄せられてしまいました。
やわらかな唇が触れ合うだけでも、頭が真っ白なのに、こんなことをされたら……私はあっという間に腰の奥の方がモヤモヤしてきました。