この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
碧の島 2
第2章 本島の人達
「賢吾ーーーーッ・・・星野さん何時に着くんだっけ???」
(笑)
・・・・・。
あ、お久しぶりです。
宮本です(笑)
俺はトイレから出てきた香菜の方に行き手を貸して・・・・。
「22時過ぎだって(笑)でも淳さんが迎えに行くって言ってたけど???」
香菜の腰に手を回すと香菜は俺の胸にギュッと抱きついてきて・・・・。
「ね・・・星野さん・・・大丈夫かな?」
・・・・・・・。
あの事件の事は知っていた。
大きなニュースになっていて・・・でもまさかあの星野さんの自宅だとは・・・。
知らなかったんだ。
あんなおお金持ちのお嬢様が一般企業の受付に居るなんて思わねぇし・・・でも確かいつか彼女は会社の近くに住んでるとは言っていたけどそんなのすぐに忘れていたし・・・。
でも~・・・確かに年明け彼女は会社を退職していた。