この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
碧の島 2
第18章 黒幕の真実 2
店を出て階段を上がり・・・・。
二階の家のドアの前に立つと、家の中から人の気配は感じなかった。
寝てるのかな?
鍵を開けドアをゆっくり開けると・・・・。
桜の靴はなかった。
・・・・・・・。
家に上がり中を見るけど、桜の姿はなく朝干した洗濯物がテラスに干しっぱなしだった。
俺は一回テラスに出て洗濯物を取り込みまた部屋の中を眺めた。
やっぱりいないよな????
携帯を出し・・・。
桜に電話を掛けた・・・が・・・。
電話は直ぐに留守番電話になる。
・・・・・・・。
まだ診療所かな???
時刻はもう16時過ぎ。
・・・・・・・。
診療所に電話をかけると・・・・・。
『はい(笑)渡嘉敷診療所です~・・・・』
看護師の真理子ちゃんが元気よく出る・・・・。
真理子ちゃんと言ってももう60歳近いベテラン看護師(笑)真理子ちゃんって呼んでって・・・うるさい(笑)
「あ、真理子ちゃん(笑)桜ッてまだそちらに居ますか????」
そう聞くと・・・・。
『あーーー俊君???(笑)・・・桜ちゃん?????』
・・・・・・・。
『桜ちゃん今日来ていないけど具合悪いの????』
・・・・・・・・。