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碧の島 2
第19章 けじめ
淳さんは携帯を俺に渡して直ぐに涼さんの所に・・・・。
涼さんと淳さんは・・・いつも凄いなって思う。
平和でいても・・こういう時焦らず冷静でいれるんだ・・・・。
凛さんは二人を見て・・・俺の横に座ってきた。
「達也君・・・(笑)・・・俊也君がいるんだからきっと大丈夫よ・・・後は・・淳と上地君もいるし・・・達也君もいるし・・・ね???」
俺は・・・家族が出来て・・・。
弱くなったって思う。
守るものが出来た時・・・少し臆病になる。
目の前にいる明をじっと見つめてると・・・・。
「明ちゃん・・・(笑)・・・明ちゃんは私がずっと傍に居て・・・守るから・・・」
凛さんって流石だって思う。
流石・・・高校時代から淳さんと付き合っていただけあるって・・・・。
か弱そうで・・・スッゲー・・しっかりしてるんだ。
「凛さん・・・・」
俺は弱い・・・。
凛さんはにっこり笑って・・・・。
俺の肩をグイッと引き寄せ・・・・。
あ・・・///////(笑)
不覚にも気持ちいいと思う俺はなんて馬鹿だ!!!!
「大丈夫よ・・・(笑)・・・淳と上地君と・・達也君・・俊也君が居たら何も起きない・・きっと大丈夫・・・・。」
ぎゅっと・・・・凛さんのぬくもりを感じた。