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碧の島 2
第19章 けじめ
その頃・・・・。
「船がないだとぉぉぉぉーーーーーーーッ???????」
那覇の港で大声を上げるのは・・・・。
「川田さんーーー・・・船ないんじゃどうしようもないっすよ~・・・・」
そう・・・。
川田さんとその相棒・・・俺はまたまた沖縄に来ていた。
何故なら・・・・。
俺らが追ってた中溝沙織が動いたから・・・・。
「どうしようもないじゃねぇーーーーーッ!!中溝はもう島入りしたんだぞッ!!急いで島のーーー・・あのーーー・・星野さんのあの~・・・・・」
あ・・・また名前忘れた・・・・。
「小野村俊也???」
俺がそう言うと・・・・。
「そうそう!!!小野村君に電話して中溝沙織が島に来ていると言え!!星野さんを家から出すなって!!!」
俺は携帯を出し・・・慌ててる川田さんを置いて缶コーヒーを飲みながら電話・・・。
中溝だって・・・まさかこんなまだ明るい時間になんかするとか・・・・。
って・・・海を見るとだんだん日は沈み・・・・。
・・・・・・。
まさかね・・・。
『はい!!!!』
電話に勢いよく出てくる小野村さん・・・。
なんか・・・声が殺気立ってる。
「あー・・・どうも、この前お邪魔しました警視庁の・・・・」
そこまで言うと・・・・。
『桜が居ないんです!!!!』
・・・・・・・。
え・・・・ッ?!
『さっきから島の皆で探してるんですが・・・見当たらなくてッ・・・・』
・・・・・・・・。
マジッ?!