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碧の島 2 
第21章 狂女



俊也side


・・・・・・・・・・。

明かりがついていた部屋を見つけ・・・走って部屋の前に行くと・・・ものすごい悲鳴が聞こえ、もう心臓が飛び出そうなくらい俺の中で緊張が走った。

もしかしたら・・・なんて・・・

もし何かあったら俺はもう・・・。

勢いよくその部屋の扉を開けると、テーブルの奥にいたすらりとした女が勢いよく立ち上がって・・・・・。

「きゃぁぁぁあああああああーーーーーーッ!!!!」

と・・・奇声のような声を上げナイフをこっちに向けていた。

そのナイフには血がついている。

俺の体は固まった。

恐怖じゃない。

こんな狂ってる女怖くない・・・・。



ゆっくり足を前に出し・・・

ゴクッと唾を飲み込む。

何も・・・・何もありませんように。

お願いだから・・・・・。




テーブルの奥の景色・・・見たくない。

でも・・・・。

女の後ろに・・・床に伏せた状態で縛られた・・・・桜・・・・・。

その顔の下から血が流れ床にべっとりと・・・・真っ赤な・・・・桜の血。


「・・・・・・・ッ!?・・・・・・・・」

声が出ない・・・・

思わず桜の方に走って行こうとすると女が俺の方にナイフを向け・・・・・

「刺すわよっ!!!!!!」





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