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碧の島 2 
第21章 狂女



香菜side


・・・・・・・。

涼さん達から言われた・・・・。

国営の少年の家。

ここにさーちゃんが・・・いる。


私は賢吾と一緒にその少年の家の入口に立っていた。


賢吾はじーーッと中を見て・・・・、

「行く??・・・後悔しない?」

そう言ったの。

さーちゃん・・・・。

何で・・・こんな事。

私は賢吾の手をぎゅっと握り返し、

「さーちゃんに会いたいし・・・桜ちゃんが心配・・・・」


その時は・・・まさか中でそんな事態になっているとは思わなかった。

私達より先にこの場所に向かった龍君と美晴ちゃんはもう中に入ったようだ・・・・。

私達は手をつないで門の中に入り・・・広い施設の中を歩いて宿泊棟の方に向かう。



頭の中でさーちゃんの顔を見た時・・・私何か聞けるのかな。

色々な事が駆け巡ってる中・・・・。

「さーちゃん・・・・」

賢吾が沈黙を破った。

・・・・・・。

歩きながら賢吾の横顔を見ると・・賢吾はまっすぐ前を見ながら・・・・。

「一緒に仲良く働いていたころのさーちゃんだと思わない方がいい・・・・」

・・・・・・・。

そうだよね・・・・。



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