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碧の島 2
第4章 知らなかった事
賢吾side
「でね、蒼太君はエステと美容院やってるからね(笑)今日は蒼太君に髪の毛を綺麗にしてもらったの~ッ・・・でね、・・・・」
香菜は嬉しそうに目の前に座る星野さんに前のめりになってこっちでの話をしている(笑)
俺の奥さん・・・・。
相変わらず
楽しそう(笑)
星野さんは昔会社で働いていた時よりも~・・・少し逞しく?
ん~、何て言ったらいいかな。
昔は、THEお嬢様って感じだったけど今は・・・・。
しっかり地に足が着いた・・・。
大人の女性って感じだ。
俺が料理を香菜の皿に盛ると、香菜はチラッとこっちを見て
「あ、ありがとう~(笑)ねえ、今度私達もまたキクお爺ちゃんに会いに行こうよ(笑)」
(笑)
俺が笑って頷き俊也さんを見ると・・・。
俊也さんも笑って・・・。
「キク爺喜ぶよ(笑)来るとき俺船で迎えにいくし・・・」
って笑いながらアイコスを出しテラスの方を指差した。
俺はテーブルの下で香菜の手に自分の手を重ね・・・。
「ちょっと一服してくる(笑)女性2人で仲良く喋ってて・・・・・」