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碧の島 2
第4章 知らなかった事
俊也side
桜と~・・・
香菜さんという足を不自由にしてる女性は熱い包容。
ってか・・・
この2人ってッ!
俺が男性の方をジッと見ていると男性は立ち上がり俺の方に歩いてきた。
そして、俺の目の前間で来ると・・・ニッコリ笑って、
「その節は渡嘉敷でお世話になりました(笑)ご無沙汰してます。」
そう言って手を差し出してきたんだッ!
やっぱっ?!
あの~ッ!
酔いまくってたあのちょっとトロそうなあの彼女とうちの店に来たカップルだよなッ??(笑)
でも・・・・。
あの時彼女は・・・・
俺は彼女の足元をチラッと見てまた男性を見る。
男性はニッコリ笑って、
「色々ありました・・・・(笑)」
・・・・・・・。
みたいだな。
俺は男性の手をギュッと握り、
「また会えて嬉しいよ(笑)お元気そうで・・・・」
まさか、
あの時のカップルが湊と龍の知り合いでこっちに来た夫婦だったとは・・・・。