パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第4章 知らなかった事

桜side

香菜さん・・・。

何も変わらない。


｢この前ね、皆でバーベキューしたんだけど～・・・｣

って、このすごーく楽しそうに話す感じ(笑)

前のめりになって、私の目をジッと見つめて一生懸命話してくれる。

｢今度ね、蒼太君と半次君と凜ちゃん夫婦と宮古島行こうかって言ってるんだけど星野さん達も来れないかな？(笑)あ、でもお店あるかッ！そうだっ、私達がそっちに行けば良いんだッ(笑)｣

(笑)

楽しそう・・・。

香菜さんのこういう楽しそうな顔見てると・・・つられて笑っちゃうの。

｢星野さんっ？(笑)｣

目を真ん丸にして私に呼び掛けてくる香菜さん。

｢(笑)なんか嬉しい・・・私2人にちゃんと会ってまた話したかったから・・・本当に嬉しいしお2人がご結婚されたって聞いて本当嬉しいです(笑)｣

かつては確かに宮本さんに恋をした私。

でもそれだけ魅力のある方だと今でも思うの。

そして、そのお相手が香菜さん。



良かった・・・・。