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第5章 私の第二の故郷

何で・・・・・。

皆・・・。

涙を拭き課長さんを見つめると・・・・・。

課長さんは一回深呼吸をして、また私をまっすぐ見つめ・・・・・。

「この・・・島の人間は・・・皆桜ちゃんを一丸となって・・・守る・・・そう決めた(笑)」

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すると・・・私の後ろにいたキクお爺ちゃんが・・・・。

「もう君はなにも隠すことも・・・人の目を気にすることはない・・・(笑)」

・・・・・・・・。

お爺ちゃん・・・・。


すると・・・。

最初に私に抱きついてきたオバちゃんがまた私の手をやさしく握りしめ・・・・・・。


「・・・許してもらえるなら・・・・」

・・・・・・・・。

「貴方の・・・桜ちゃんを私にも・・・母親のように守らせてほしい・・・・」

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その日・・・・。

私の目から・・・涙が途切れることは・・・・。

無かった。


こんなに人って

嬉しくて泣けるんだって・・・・。

そう思うくらい。