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碧の島 2
第7章 あの女
東京
「ねぇーーーーーーッ・・・志村くーーん!!!これどうなってるの?」
あーーー・・・マジうるせぇ・・・・。
茂木香菜と宮本が居なくなってから・・・・、本当に忙しい。
デスクで頭を抱えていると、
バシッ!!!!と俺の頭に何かが当たる。
「いってぇなーーーーもうこき使うのやめてくれないっすか?」
勢いよく振り返ると、俺の後ろで腕を組み仁王立ちするのは・・・・・。
「もぉっ!!!おっそい!これ昨日までにやっといてッて言ったでしょッ?????」
ってーーーー・・・・。
もう勘弁してくれって。
アシスタントの~・・・・。
もうこの名はこのオフィスでは出せないけど・・・かつていろいろやってくれてた・・・・。
さーちゃんも居ないし。
って・・・これかなり禁句。
宮本が居なくなって~・・・茂木も居なくなり。
「もうさ~・・・誰か新しいアシ雇ってよって感じっすよねぇ~・・・・・」
ぼやきながら書類を見ながら言うと・・・俺の後ろに仁王立ちしていた・・・・水沢は前屈みになり俺の耳元で・・・・・。
「それ言うなって・・・・・」
って・・・。
分かってはいるけど~・・・・。
キツイし・・・、仕事!!!!!