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第7章 今井久人の4年間

 でも、もう一度あんなことがおきるかは分かりません。町田君があのときのことをどう思っているのか。少なくとも僕から町田君を誘うことは出来ないと思います。
 このことがあって、4年前に疼いて眠れなかった、男の性の妄想がまたムラムラと蘇ってしまいました。

 そうだ東川さん、あなた男の人にもなれるんでしょ、男になって僕を抱いてくれません?


 東川は残念そうにゆっくりと首を横に振った。
「いつか町田君が今井君に気を寄せてきて、それなのに他の人とエッチしてるのを知ったらどう思うかしら」

「そ、それは」

「わたしがここを訪ねたのは、あなたが辛い思いをしていないか気になったかってのもあるけど、特殊能力を持ってないか調べに来たのよ」

「僕のはそんなものはないと思います。もう一人の方は、ひょっとしたら男が寄ってくる特別な匂いがあるのかもしれません。近寄ると、ちょっと変わった匂いがするんです」

「ふうん、匂いねえ。その人がどこに住んでるか、知ってるの?」

「ええ。多分、伊勢志摩の英虞湾沿いの人目につかない、高台にある、大きな家に住んでます。毎日庭で全裸パーティーして、いろんな人とエッチしているようです」

「わかった。中沢先生にお仕置きをした後に、行ってみる」

 匂いで男を釣る程度の能力ならあまり害はないだろう、と真子は判断した。まずは少年たちをいたぶった中沢ミドリに罰を与えなくては。

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