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アダルトx
第19章 グリムリーパー
「つまり、今のあなたはエロい汗を出して、ヤレる相手かどうかを知るような能力はもうないと?」
「たぶん。・・・わからない。その気持ちがないの。性の対象として誰かを見ることは、もう出来ないと思う」
久子の表情には残念だといった感情が見えなかった。
「女を駄目にする男をグリムリーパーと呼ぶけど、つまり死神のことよね。普通のゲス男じゃないわね」
「ええ、絶対に人間じゃない」
「我々突然変異体とは方向性が逆ね。我々は、まあ酷い言葉で言えばエロ一直線だけど、カッコよく言えば、生きる歓びを捜し求める救道士ですよね。
一方グリムリーパーは歓びを吸いとるブラックホールみたいなモンスター」
「たぶん。・・・わからない。その気持ちがないの。性の対象として誰かを見ることは、もう出来ないと思う」
久子の表情には残念だといった感情が見えなかった。
「女を駄目にする男をグリムリーパーと呼ぶけど、つまり死神のことよね。普通のゲス男じゃないわね」
「ええ、絶対に人間じゃない」
「我々突然変異体とは方向性が逆ね。我々は、まあ酷い言葉で言えばエロ一直線だけど、カッコよく言えば、生きる歓びを捜し求める救道士ですよね。
一方グリムリーパーは歓びを吸いとるブラックホールみたいなモンスター」