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恋人はスーパースター
第6章 夢が叶ったとき


一夏の手は、白濁液まみれになってしまった。


隼人は、放心してそれを見つめる一夏に、質問を投げ掛けた。


「どうすんの?その手」


「えっ?」


「お前、オレと握手した手を、一生洗わないってさっき言ってたよな?」


「…ペロ」


「あ?」


「ペロペロ、じゅるじゅる」


「…………!?」


手についた白濁液を、一夏は何の抵抗もなく、全部なめとった。


その行為に、流石の隼人も言葉を失った。



「隼人のものは、全部受け入れるって、約束したから…」



かあああっと、顔を真っ赤にして、大胆な事を口にする一夏の事を、隼人は、絶対に失いたくないと、思った。

調教されているM女でさえ、こんなに自然に演技は出来ないだろう。
かつて、こんなにも従順な奴はいただろうか?


(……天然か?可愛いすぎるだろ!!マジで!!)


隼人は、一夏を抱き締めて、耳元で囁いた。


「良くできたな?100点満点だ」


「隼人…苦しい」


「お前は、最高だよ」


「ありがとう」


二人は、おでこをくっつけ合って、笑い合った。


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