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はなむぐり
第4章 誘う香り

「ふぁ…ん…」
すぐに離すなんてできずに上唇と下唇を啄んでは舌先で弾き、狭い口へ舌を突っ込んだ。
逃げ惑う舌を絡め取って自分の口へ引きずり込む。再び涙目になりながら両足でパタパタと床を叩き、しだいに自分で角度を変えながら私の唇に吸いついてきた。
欲にまみれた身体が成熟しつつある身体にべったりと張り付き、ぱんぱんに膨れたモノを股にこすりつけた。
「やぁ…はぁ…おじさん…」
唇を離すと美しい顔は高揚していて、顎から首にかけて唾液で光っている。
「嫌だった?」
「ううん…びっくりした…ん…だけ。キスってこんなに苦しいの…身体が…ふっ…おかしいの」
ついていけない身体はひくつき、私の顔も見たことがない厭らしい表情になっているだろう。
「こっちへ行こう。痛かっただろう」
「あっ…おじさん…」
リビングに続く廊下で欲を吐き出してしまい、そのせいで怯える姪を抱きかかえて寝室に向かった。

