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申し訳ないですが、Mです。
第3章 シノブ
その日、ワタシは、ルキアさんのスタジオで、看護師のコスプレをしていた。

ルキアさんに頼まれて、お客さんの撮影に付き合っていたのだ。

お客さんはシノブさん。
スレンダーなマダム。
時おり、ルキアさんのスタジオに来ては、いろんなコスプレをして、シチュエーションを決めながら撮影するのだ。

とうやら、シノブさんは年に数回しか帰らない夫と、退屈な生活に飽きていて、鬱屈した気持ちを発散しているようだった。

ルキアさんはその辺りをすっかり心得ていて、シノブさんの要望や欲望に応えて、一時の非日常を作り上げてきた。

ときにはボンテージ姿でローソクを滴ながら、ときには荒縄に縛られて吊るして、シノブさんは恍惚の表情をみせ、それをルキアさんは逃さす撮影するのだった。

撮影されることで、シノブさんはさらに興奮するらしく、ますます自らイヤらしい姿となっていく。

僕も何度か、シノブさんがよだれや愛液を垂れ流して、ステージの上で、絶頂に達するのをみた。

そんなシノブさんの撮影に、今日はワタシも参加することになったのだ。
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