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申し訳ないですが、Mです。
第5章 会社
そうこうしているうちに、ようやく終業時間になった。

夕方、急いで作りかけの企画書を仕上げて提出した。

僕は仕事と若菜さんからの責め苦によって、疲労困憊になっていた。

「充実した日になったわね」

薄暗くなった非常階段で、若菜さんは僕を抱き締めて言った。

「思っていたより、ずっと感度がよくて楽しかったわ」

「本当にバレそうで、ドキドキしてました」

「そうね…バレるかどうかの瀬戸際が一番興奮するわね」

「ええ…若菜さんも興奮したの?」

「うん。あなたがみんなの前で慌てたり、感じている様子をみていると楽しくって」

「いじわる」

「私が持っているスイッチを入れる度に、あなたが私の顔を切なそうに見るから、キュンキュンしちゃったわ」

そういうと、若菜さんは僕にキスをした。

チュッ。

最初は軽く。

次は舌先で唇をなぞるように。

僕も誘われるように舌を出す。

舌先でレロレロと触れる感触を楽しむ。

舌と舌が絡み合う。

唾液が混じり合う。

あまい若菜さんの唾液。

僕にはない女性ホルモンの含まれた味。

僕の身体は男性だから、女性の唾液を美味しいと感じるのだろうか。

若菜さんが僕の手をスカートの中に導く。

さわさわ。

パンティストッキングの上から内太ももを撫でる。

「はあっ…っん!」

若菜さんが吐息をもらす。

若菜さんは僕の手をさらに股間へと導く。

ストッキングやパンティの上から、若菜さんの股間に手をあてると、熱く、そしてやや湿っていた。

「濡れてるの?」

そう尋ねると、舌を絡ませ、ディープキスを楽しみながら、若菜さんが首を縦にふる。

若菜さんが感じていることがわかって、僕も興奮してくる。

恥部に当てた中指を、押し付けると、割れ目にストッキングがくいこんだ。

そしてグリグリとこすると

「ああっ…あんんっ!」

若菜さんは声をあげて、自分から足をからめて、求めてきた。

ストッキング越しに、愛液が染み出てくるのがわかった。
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