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申し訳ないですが、Mです。
第6章 面接
僕は緊張していた。

プロジェクトマネージャーである黒木の部屋の前だった。

ーどうして僕が呼び出されたんだろう…?

先日、海外の支社まわりを終えて、戻ってきたばかりの偉い人が、目立つ社員でもない僕にいったい何の用事があるっていうんだ。

ーひょっとして、僕の性癖がばれたのだろうか?

いや、若菜さんが秘密をバラすはずがない。

ーほかの社員が何か告げ口したのだろうか?

うーん…どうだろう?若菜さんは他の社員がいる前で、エッチな攻撃を何度もしてきたから、気づかれてしまったのかもしれない。

ーそれでも、何か確証をつかまれるようなことはないはずだ…。

そうだ、何か知らない別の用事があるのかもしれない。とりあえず、知らないふりをしてみよう。

自問自答したあと、悩んでも仕方がないと、諦めてドアをノックした。

コンコンコン。

「どうぞ!」

意外に明るい声がドアの向こうから聞こえた。

「失礼します」

そう言って僕はドアを開けた。

バカな僕は、いつもどおり、若菜さんの貞操帯を履いて、パンティを履いた状態で、部屋に入ったのだ。
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