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官能小説を描いてみたい人の参考書になりたい
第5章 女性器
☆:*・∵.:*・☆
 柔らかな窪み
☆:*・∵.:*・☆
 
 「ああ、安倍さん……シャワーしましょ?」

 安倍に促され、夕子はベッドに横たえられた。

 下腹に安倍の手のひらが這う。フワリとした柔らかい若草のある場所を安倍の手が滑る。

 夕子は腿を固く閉じたが、安倍の手のひらは夕子の内腿に潜り込んだ。

 両足の間に安倍の手のひらが貼り付く。熱いものがねっとりと広がるのが分かる。身体が強張った。

「あっ……、そこは、私……んんっ」

 安倍の指が夕子の柔らかな窪みを押す。その指は夕子の後ろに伸び、再び前に滑る。その度に、クチっという粘り気のある音が混じった。その指が何度も夕子のそこを滑る。まるで楽器を奏でるかのように……。
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