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官能小説を描いてみたい人の参考書になりたい
第5章 女性器
☆:*・∵.:*・☆
 幼いソコ
☆:*・∵.:*・☆
 
 淳也の手は恭子の下腹に誘導された。少し柔らかい部分に手が降りる。その周りを撫でる。なだらかな丘から手を回し込むと柔らかい場所に触れた。
 
 淳也は分かった。それが恭子の尻だということを……。
 
「ふふふ……お尻、くすぐったいわ、チビ淳……」
 
 恭子は声を飲み込むように笑った。
 
 淳也は恭子の下腹を撫でる。
 
「……ツルツルだね。ノダキョーも……」
 
「女の子はいいのよ。ツルツルで……」
 
「へえ、そうなんだね」
 
 淳也も恭子の方に向いてひじ枕をする。布団の中で二人は向かい合わせになった。
 
 右の手が吸い込まれるように彼女の内腿に誘われた。柔らかさはあるがパンと張った腿がスッと緩んだ。淳也の手のひらは、恭子の腿の内側にグイッと滑り込む。
 
 生温かく柔らかいそこはじっとりと湿り気を帯びていた。つきたての餅のようにしっとりとしていた。手のひらをあてがうと、ニチャニチャという粘りのある音が布団の中に広がった。
 
「……いいよ……見ても……」
 
 恭子は布団を捲る。
 
 ムッとした空気が淳也を包む。
 
 恭子はスクール水着の形に小麦色に焼けた脚をM字に曲げると、青い血管が透けるほど透明な両脚の間に赤みがかった縦スジが見えた。血のように赤い内側。銀色に潤んだそこが傷口のようにも見えて痛々しい。
 
「ノダキョー、大丈夫? 痛くない?」
 
 淳也は恭子の顔を覗き込んだ。
 
「お医者さんごっこみたい」と恭子が笑った後、「優しいね、チビ淳」と言って淳也の額にキスを落した。
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