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官能小説を描いてみたい人の参考書になりたい
第6章 うなじ
☆:*・∵.:*・☆
ヤキモチ
☆:*・∵.:*・☆
「おめでとう」
私は未華子を抱き寄せた。細くて長いその白い首筋にキスを落とす。赤ちゃんのような匂い。
「やだ、くすぐったいよ」
と言うくせに、未華子が首を傾けてそこを開けてくれた。うなじの際のうぶ毛がフワフワと揺れた。
「つけちゃう。私のマーク」
「マーク、ダメだよ。これから友達と……」
友達と言うのは、たぶん年上のカレシだ。
ちゅっ……。
未華子の首筋を短く吸うと、薄紫色の小さな花びらが残った。
ヤキモチ
☆:*・∵.:*・☆
「おめでとう」
私は未華子を抱き寄せた。細くて長いその白い首筋にキスを落とす。赤ちゃんのような匂い。
「やだ、くすぐったいよ」
と言うくせに、未華子が首を傾けてそこを開けてくれた。うなじの際のうぶ毛がフワフワと揺れた。
「つけちゃう。私のマーク」
「マーク、ダメだよ。これから友達と……」
友達と言うのは、たぶん年上のカレシだ。
ちゅっ……。
未華子の首筋を短く吸うと、薄紫色の小さな花びらが残った。